Perfume 『Perfume WORLD TOUR 3rd』Blu-ray感想①

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WT3rdジャケット

WORLD TOUR三部作の最後。
WT1st、2ndにあったメイキングの代わりに"世界ご当地ダイジェスト"が入ってます。

これがまた面白かったです^^

おおまかな内容は、LVで感想を書いたので割愛して、ここでは
あのときは気づかなかったことをちらほら・・・


●本編

・『Cling Cling』のかしゆか

LVでは『Cling Cling』そのものは印象に残っていましたが、
メンバーごとのインパクトはそれほどありませんでした。

が、

かしゆかがすごく良かった・・・(よく映ってたというのも一因でしょう^^)

かわいくて色っぽい。

自然に踊り子になっているといいましょうか。
最初の間奏とか、"月のように"の部分とかとか。
彼女の魅力とダンスがすごくはまっていました!

あれ、優しくてかわいい曲だなーとも初めて感じました。
今まではそういうイメージじゃなかったんですよ。
そういう意味で、『Cling Cling』の新たな見方も発見させてもらいました。

あ〜ちゃんの『待たせてごめんね』

これはLVでの感想にも書きましたが、一番心に刺さった言葉です。

Perfumeも海外のファンもずっと会いたかった。
でも、海外ライブは、思った以上に(特に、興行的な成功を前提とすると)大変・・・
それがPerfumeのWORLD TOURを通して感じたことでしょうか。

"会いたい"という気持ちだけでは、簡単にできないこと。

Perfumeの海外公演を成功させるために、日本のみならず海外も含めて
どれだけのスタッフが汗を流したかと思うと、熱いものがこみ上げてきます。

そして、あ〜ちゃんの言葉は
海外が苦手、というご本人の素直な一言なのでしょうが、同時に
海外公演に尽力した全ての方達
・・・Perfumeを是非ライブで見せてあげたい、会わせてあげたい、
そういう思いを持った人達の思いの丈のようにも感じます。

「やっと会えたね。」と画面を見つめて、涙腺崩壊です。

PerfumePerfumeらしかったこと

実は、WT2ndから連続でWT3rdを鑑賞しました。

3つのWORLD TOURそれぞれに代え様のない思い出ですが、
WORLD TOUR 3rd in N.Y.は一番いいWTライブだったと思います。

Perfumeが一番Perfumeらしかった。
ライブの緊張感もほころぶ笑顔も、三人らしいなと思えるものでした。
テンションも終始高かったですしね(笑)

・徳間ジャパンのこと

婉曲ながら言及されていた徳間ジャパンさん^^

改めて、徳間ジャパンからユニバーサルへの移籍と言う2012に立ち返り、
そういえばWT1stは2012年だったから移籍後すぐだったなー
そういえば『Cars2』で移籍を決意したなんて話しもあったなーと昔を思い出すのでした。

海外公演の話を遡れば『GAME』の頃には海外ファンからの要望があったそうですから
6年越しの話しでもあり、それはPerfumeのメジャー化と同時期ですから、
徳間ジャパンさんの存在なしではWORLD TOURは語れないなと思うのです。

あ〜ちゃん、ゆかちゃんの涙とED『Dream Land』

のっちが心の中で涙している隣で、涙を隠しきれないあ〜ちゃん、ゆかちゃん。
三人のやりきった感のある表情は、初武道館や初ドームに匹敵するんじゃ
なかろうか…。

そして、そこで流れる曲がどうしてこうして『Dream Land』なわけです。
全然、セットリストにも入っていなかったのに、ね^^

それはもちろん、この公演のあとでファンが歌った曲が
『Dream Land』だからなのでしょうが
これはWT1st、WT2ndの映像化ではしていなかったこと。

いいんですよ、この『Dream Land』がまた。

Perfumeは夢の国


その他些末なことですが、

・『ねぇ』がセットリストに入ったのは、WT2ndでアンコール3択で
 『GLITTER』と並んでお客さんの反応が良かったから、なのかな?

・エンドロールのスポンサーに、DELTA、Panasonic、そしてYKKが入っていてびっくり。
 YKK!! 単発的な契約かと思いきや、こんなところで支えていただいていたとは。


そして最後になりましたが、



  To the memory of Fumi Sassa
  You will always be in our hearts

      Team Perfume
                   」


Team Perfumeだけでなく、世界中のいちファン達もまた
佐々ふみさんを決して忘れることはないでしょう。


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Perfume 「音楽と人」2015年1月号③

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ということで、「音楽と人」ネタも最後です^^;
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございます。

(そして今回、3度目のワールドツアーはアメリカに上陸。ここは、
Perfumeが目標にしていた、最後の夢だったと思うんですけど。)

あ これで終わりでいい。そう思ってたよね?
の うん、ワールド・ツアーはこれが最後、って
か これで最後のピースが揃って完成!みたいな感じ


あ、やっぱり・・・(‥ )
なんとなく予想していましたが
当初はWorld Tourは3rdまでの予定だったんですね。

アジアから初まり、ヨーロッパ、そしてアメリカと
北半球に限れば世界一周したPerfume。

旅という言葉がぴったりです。

また、ヨーロッパ、アメリカでのライヴ実現は
大きく異なる音楽文化への挑戦という意味合いが強く、
Perfumeには夢に向かって自分たちを奮い立たせているところがあったように思います。

でも、そんなWorld Tourへの思いも少し変わってきたようです。

あ 行きたいっていうんじゃなくて、行けるのなら、
  Perfumeはちゃんと行ったほうがいいんだよね?って問いかけてる
  感じ。自分なんだけど自分じゃないことのように、
  行ったほういいんじゃない?って思ってる

の なんかもう、自分の欲じゃないんだよね

か 達成感はあったんです。ああ、夢叶ったんだなって。
  でも、同時に、Perfumeとしてはまだやるべきことがあるな、
  とも思えたのも確かで。夢はもう叶ったんだけど、
  みんながまだ夢を見させてくれてる感じ。
  だったらまだまだ、いろんなところを廻りたいな、と思うし

あ まだ夢見ていいなら見ていたいよね。


SXSWなどまだまだアウェーのところはあるのでしょうが、
肩肘張らずに海外に行ってくれたら良いなぁと思っています。

海外進出というより、日本でライヴをするように
そこにファンがいるのなら海を越えて会いにいく。

単純明快、混じりっけなしです(*´∇`*)

私と同じように、
Perfumeが大好きでライヴを見たいという人達がいて
Perfumeがその気持ちに応えようとしてくれる。

そのことが嬉しいです^^

2012年の移籍から2年。

3度のWorld Tourを経て、Perfumeが感じたこともまた彼女達らしく
なんだか原点回帰のようでもあり、
こういうところが良いんだよなぁと思った次第です。


Perfume 音楽と人2015年1月号②

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まずはこちら。

『音楽と人』2015年1月号

あ でもこっちは伝えたいと思って、あっちは理解したいって思う。
  その気持ちって、最強
なんですよね。

か <MY COLOR>で一緒に手を上げたときに、
  <おんなじ気持ちだ>ってすごく思って。
  …気持ちがひとつになってるのを感じることができる場面がすごく多かった。
  不自由が逆に、ライヴでいちばん大切な部分を見せてくれましたね


そして、こちらは先日ご紹介した某音楽誌より。

『WHAT's IN?』2015 JAN.

の:曲(「MY COLOR」)が始まる前
  「Let's become one. We bilieve you」って
  あ〜ちゃんが言うんですよ。
  その瞬間私たちはお客さんの顔をじっと見るんですけど、
  ああ、届いてるんだなぁと伝わってきました。

あ:「お願い、伝われ!」と思う気持ちが芽生えた。
  それほどこれが自分にとって大事なこと
だったんだと気づけました。

か:どこに言ってもライブはライブ。
  今やっている曲を、今、目の前にいる人と
  いかに楽しむかを探すことだけ
だと思うようになりました。


伝えること。
共有すること。

それはずっとPerfumeにとってのライフワークだった。
そのことの大切さは誰よりも知っていた。

今までのライヴを見ていてそう思います。

でも、World Tourを走り抜けたPerfume
今までにない新鮮さをもって
「伝えること」「共有すること」を噛み締めているように感じます。

そこにあるのは、深い喜び。

そして、私にはPerfumeが今噛み締めている喜びは、
とても根源的なもののように思えるのです。

それは、人と人との心の繋がり。
言語や文化を越えても通じあえたことへの喜びではないでしょうか。



そして、もう一つのキーワード「MY COLOR」。
この曲はいつの間にか、Perfumeの心そのものになっていたのですね。

…そしてそこに、3人がワールド・ツアーに向かう理由が唄われている。
<今日も会いに行くよ>

ただ聴きたい人の傍に行くこと。それだけが3人の幸福であり、音楽をやる原点にあったものなのだ。

ひとつひとつの目標を立てて、結果を出して、次の目標に向かうこと。
それが彼女達の夢だった。でも今は違う。
待ってる人に会いにいく、この思いを大切にすることが、今のPerfumeの目標なのだ。

日本そして海外のファンがこうやって、Perfumeを求めてくれる限り、
3人は夢を見ていられる。もう自分の夢じゃない。みんなの夢の中で生きていくことを決めたんだ。
そしてそれは、僕らが思い続ける限り、永遠になるということでもある。


『音楽と人』金谷さんの名文です。

World Tour 3rdを終えたPerfumeから私が感じたもの、
その全てがここに詰まっています。

そしてもう一つ。

Perfumeは、ファンの期待を"背負っている"。
私はいつもそう感じていました。

でも、今は違う気がしています。

夢も希望も喜びも、全て彼女達の"なかにある"。
それこそが等身大のPerfumeである。

なぜかそんな気がしたのでした。


Perfume 「音楽と人」2015年1月号①

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内容によっては「WHAT'S IN」と重複するのですが、
買って損はありませんでした^^

こちらからもちょっと気になる内容をピックアップ。

あ 今回のライヴツアーは<GAME>と
  <Spending all my time>をアメリカ用にリミックスしてもらった
  ヴァージョンの2曲を目玉にしようって、
  <ぐるんぐるん>の最終日で決めたんです。


World Tour 3rdは、ぐるんぐるんツアーの次だったので
一連の流れがあるんだろうとは思っていましたが、
まさか最終日で重要な曲が決まっていたとは驚きでした。

そういうのって予め会議室で決めているのかと^^;

でも確かに、ライヴ直後の感覚が研ぎすまされているときじゃないと
できない判断もありますよね。

今回のインタビューでは「WHAT'S IN」「音楽と人」両誌ともに、
ぐるんぐるんツアーからのWorld Tour 3rdということで
三人のライヴ感覚やスタッフとの連帯感がいい具合に高まっていた、
というような発言がとても印象的でした。

あ 会場に12時くらいまで残って、
  声がらがらになりながら決めました(笑)。それを柱にして
  <Party Maker>は海外で繰り返しやって育てたかったし
  <GLITTER>は海外からの評判がめっちゃいいから選んで


「GAME」、「Spending all my time(DV&LM remix)」を軸に
「Party Maker」、「GLITTER」の布陣って
新旧Perfumeのデスリスト対決って感じがしますね〜(笑)

望むところです(*´ω`*)

意外だったのは、「Party Maker」を育てようという意図があったこと。

てっきりLEVEL3 in DOMEを最後に当分お蔵入りかと思っていた私は、
ぐるんぐるんツアー、World Tour 3rdと長く使われたことに驚いていました^^

『LEVEL3』の曲って分解すると魅せにくいという
イメージがあったのですが、ただの思い込みだったようです。

一方、「GAME」についてはこんな話も。

か そう(=日本でやると「GAME」が目玉になっちゃう)
  なんですよ。内容をどんどん更新していきたいから
  スタイルが完成されているあの曲をやるのは難しいんですよね。
  でももっと自分たちを更新して新しいことをやっていけば、
  あえて<GAME>を見せることがクールになるかも


私も、World Tour 3rdの「GAME」の衝動は忘れられません!!!
いつか夜の野外公演で見てみたいです。あの光る棒を。

でも私のような人がいっぱいいたら、
結果的に「GAME」が目玉になっちゃいますね^^;

とはいえ、そこはPerfumeのことですから
予想の斜め上を行く見せ方で回避してくれると期待しています!


Perfume 『WHAT's IN?』2015 JAN.②

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そして"World Tour 3rd"について。
『音楽と人』でも語られていましたが、その前にこちらも。

の 今回は、あのときのみんなが待っててくれるんだと思えたので、
  少しだけ安心して臨めました。
  セットリストも毎回試行錯誤しましたね。

あ 今回の5カ所とも全然違うライブでした。


セットリストが違うのは知っていましたが、
それは予定とは違ったんですね。

毎回の試行錯誤の結果。
Plan→Do→See→Checkと言葉にすると簡単だけれど、
異国の地、初めての会場、機材も人材も万全とはいかない状況でも
Planの大きな見直しができるって本当にすごいです!

この後も語られていますが、Perfumeのプロ根性だけでなく
スタッフさんとの連携がそれを可能にしたんですね。

の 初めての土地での不安より、チームでライブを作り上げるんだ
  という感覚の方が勝ってましたね。
  それはもう"ぐるんぐるん"のときからですね。
  毎回いろいろ事件があって、それを乗り越えたからこそ、
  言葉の通じない場所にいっても、その続きの感覚でできたのかなと


そんな中、あ〜ちゃん

あ 久々の異国に、「これ伝わっているのかな」と不安になったり、
  「あぁこの言葉ひとつくらいわかんなくてもいっか」
  …と思えていない自分がいて焦ったり。
  もうずっと煮え切らなくて、うわー、ダメだと。
  そしたら「…もっと胸はって、自信もっていけ」と
  シンガポールの人に言われたんです。

あ 自分が煮え切らないまま2公演が終わってしまったのが悔しくて、
  …初代武道館の映像を見たんです。
  これだ!と忘れてた何かを取り戻せた。


やっぱり、あ〜ちゃんあ〜ちゃん(*;_;*)
思いが溢れて伝わらないもどかしさと
でも、そこで諦めたくないという強い気持ち。

周りがどうあるかということでは拭いきれない
彼女の中の葛藤ですね。

その解決の糸口が『BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!』なのが
面白かったです("▽"*)

一方、かしゆかは、

か 国によって反応がわかりやすく返ってこなくても伝わってないってことじゃないんだと、
  気持ちは強く持ててました。


とやけに冷静。
今までの経験が強固な基礎を気づいている感じが致しましたよ^^

とはいえ、想定外の事態はざらだったようで・・・

か 会場のカタチですね。

  台湾では、客席が143弾という…壁のような高さ
   
   の:目の高さで見ても、お客さん全部が視界に入らない。
   か:バランスも取りにくくて

  シンガポールではステージが横広で、先端が突き出ていたんです
   
   の:その突き出た部分がもったいないから、そこを活かそうと、
     曲の立ち位置を急に変更したり。
   か:でも移動距離は同じ。だからめっちゃ早歩きになる。

か:会場に着くはずの機材が着かないということもあったし。
あ:それで数時間リハが押しちゃうとかは毎回でしたね。


N.Y.公演のLVでは三人のはじける笑顔、そして涙が印象的でしたが、
それまでの短期間に本当に色々なことがあったんですね。

の:曲(「MY COLOR」)が始まる前
  「Let's become one. We bilieve you」って
  あ〜ちゃんが言うんですよ。
  その瞬間私たちはお客さんの顔をじっと見るんですけど、
  ああ、届いてるんだなぁと伝わってきました。

の:シンガポールで「自信を持って」と言われたときに。
  「もっと情熱をぶつけてほしい」みたいなことも言われたんです。
  クールなパフォーマンスを見せようとするあまり、
  熱の乗せ方を忘れていたのかなと思いましたね。
  今一度、情熱を自分の中に沸かそうと思ってその後に臨めたのは
  よかったなと。


伝えられたことの実感。
そして、初心を思い出したかのようなのっちの発言。

のっちは、ライブの度に一度まっさらになっているような、
そんな気になるお話でした。
だから、いつまでも無垢なのかな〜。

あ:何回言っても…海外は不安だし、苦手なんですよ。
  でも、…ライブを絶対成功させたいという思いで、
  最終的にはなんでも頑張れた。
  「お願い、伝われ!」と思う気持ちが芽生えた。
  それほどこれが自分にとって大事なことだったんだと気づけました。


あ〜ちゃんは、3回のWorld Tourを通して
自分の大事なものを研ぎすませていったんでしょうか。

そして、かしゆか

か:日本だから海外だからとかで、
  自分の感覚を変える必要はないんだなということ。
  どこに言ってもライブはライブ。
  今やっている曲を、今、目の前にいる人と
  いかに楽しむかを探すことだけだと思うようになりました。
  ギリギリな状況でパニックになったり、
  もうやだ!って思うんじゃなくて
  いかに成功させるかを考える方が楽しいなと。


N.Y.公演LVで、終始弾けんばかりの笑顔だったかしゆか
彼女もまた、あ〜ちゃんと同様に
自分のなかの大事なものを見つけたということでしょうか。

突発的は事態は苦手そうなイメージがありましたが、
それもまた変わって行くのかもしれません。



『音楽と人』に比べると短いインタビューながら、
World Tourを通じてまだまだ進み続けるPerfumeを強く感じました。

海外公演という経験で研ぎすまされていく三人を見ていると、
本当に"終わりのない旅"のようだなとも。

今、自分たちにできる"最高"を求めて。

Perfumeの海外公演をどう捉えるかは人それぞれでしょうが
変わらないPerfumeではなく、
変わり続けるPerfumeの姿がとても印象に残るインタビューでした。