Perfume の緻密さに惹かれています。

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先日の情熱大陸、現代美術館の学芸員さんがおっしゃったこと。
「数学に関わる人の感性というのは独特の緻密な美しさがある」

昨年の「Switch」ネ申ラボのインタビューであ〜ちゃんが言っていたこと。
「(Perfumeは)その世界を完璧に演じるのが基盤にあるので
 田中監督の緻密なディレクションと相性が良いと思います」

緻密・・・はい、好きです。

Perfumeにも緻密な美しさがあります。
MIKIKO先生の振り付けや中田ヤスタカの作る音、
MVやライブの演出に至るまで。

そして何と言っても三人のダンス
勢いだけで踊っていないのがいいんですよね。
どの瞬間も細部まで神経が行き届いている。
指先、足先、ついでに髪の毛の動きも。
そうそう緻密で繊細。

ちょっとした手足の角度や身体の運び方で
善し悪しがガラッと変わってしまう。
無駄や余計な部分がないぶん、素が明らかになりやすい。

緻密な美しさ。
Perfumeのスキルがあるから表現できる美なんだと思います。

それにね、そういうものっていつ見返しても良いんですよね。
ぱっと見のインパクトは劣ることもあるかもしれませんが、
その世界に触れるほどに気づかれる奥深さがあります。
スルメのごとく。

思い出の中のいいものではなく、
10年も20年後も見る者、聴く者を魅了する作品
私にとってPerfumeは確信をもってそう言えるものです。

おばあさんになっても「LEVEL3」聴いていたいな(‥ )


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Perfume 黒い背景

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カンヌライオンズを見て、『SWITCH』を引っ張りだす。
真っ暗な世界に浮かぶPerfumeのタイムマシン。

Perfumeのアート面が持つイメージの一つ、
"黒い背景"。

PerfumeのMV(もっぱら関さん)には、
黒い背景のPerfumeがちょくちょく現れます。


『コンピューター・シティ』

『Dream Fighter』

『不自然なガール』



私には、異次元の空間を思い起こさせます。
(『FAKE IT』も暗いけども、あちらは”夜”なのでちょっと違うかな。)

ぽっかり空いた穴のように、黒い空間は不安感を呼びまずが
Perfumeがそこに立つと不思議な調和が生まれるような気がします。

それは彼女達が持つ強い安定性や存在感に因るものであり、
さらに突き詰めると、
3人が一つの法則のなかでそれぞれ異なる役割を果たしている
ということになるのかな、と思っています。

Perfumeがデータという記号にまで落とし込まれたとき、
最後に残るものは一体何なのだろう?

カンヌを眺めていると、ふとそんなことを思ってしまいます。


Perfume 『Switch』〜ネ申ラボ〜#3

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すみません、盛大にネタばれしております(^^;)
まだご覧でない方はご注意下さい。

『Switch』なかなか入手が難しいとの噂をちらほら聞きますが
今日入ったBook1stには普通に平積みされていました。

まだあるところにはあると思います!
ゲットされていない方の幸運を祈ってます(>_<)>
















あ「私とゆかちゃんがアクターズスクールに入って最初の先生が
  MIKIKO先生だったんです。
  先生がもう一つダンスのスタジオをやっていたからそこに
  二人で通い始めたんですよ。」

かしゆかあ〜ちゃん、アクターズとは別にMIKIKO先生
レッスンを受けていたらしい。
20代の大人に混じって厳しいレッスンを受ける二人。

そうまでしても掴みたい夢があったあ〜ちゃん
自称"雑種"のあ〜ちゃんが、アクターズに入ったとき
相当な焦りを感じていたことが伺える。

(このままじゃ追いつけない。間に合わない。)

ダンスが楽しかったのか、あ〜ちゃんといるのが楽しかったのか
付いて行くことにいたかしゆか
かしゆかからレッスンに誘ったというのはあまり思い浮かばない…

あ『ゆかちゃん、うちらこのままじゃったら発表会出れんと思うんよ』
ゆ『うん。』
あ『あんな、MIKIKO先生のレッスン受けに行かん?』
ゆ『え。でも、MIKIKO先生の教室って大人ばっかりじゃろ?
  ゆかたちが行っても大丈夫なんかな?』
あ『あ〜ちゃんも一人は心細いけ、ゆかちゃん一緒に行こ?
  ゆかちゃんがおってくれたらあ〜ちゃん大丈夫じゃと思う。』
ゆ『そっか。そうだね。発表会絶対出たいもんね。
  うん、ゆかも行く!二人じゃったら何とかなると思う。
  頑張ろう、あ〜ちゃん!』

M『お、頼もしい子が来た。手加減なしよ、うふふw』

とかね。

はてさて、この話は"ぱふゅ〜む"結成前か後が気になるところ。
後なら、なぜかわゆかさんがいないのか?
のっち加入の少し前、かわゆかさんが抜けた後なら、
あ〜ちゃんが3人目の不在に危機感を感じていた頃になると思われる。
もしくはまだ抜けてはいないけれど、かわゆかさんは既に"ぱふゅ〜む"
とは別の方向に心が向いている時期だったか。

重大な事実をさらっと言ってくれたな、あ〜ちゃん(^^;)


Perfume 『Switch』〜ネ申ラボ〜#2

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すみません、盛大にネタばれしております(^^;)
まだご覧でない方はご注意下さい。














ちょっと気になったトコロを書き出しました(^^)/

Perfume中田ヤスタカ

真「新曲『未来のミュージアム』についてはどうですか?」
か「中田さんが『ひみつ道具ミュージアム』っていうテーマ
  から考えてくれてできた曲なんです。
  中田さんもドラえもんが好きみたいで、(中略)
  打ち合わせも積極的だったみたいで。
  それでできた曲だからドラえもんに合わないわけがない!」

真「中田ヤスタカさんのことは?」
の「もう何年もやってもらってるから、私は私の歌い方で歌うので、
  中田先生好きなところを使ってくださいっていう気持ちです。
  やっぱり中田さんも絶対かっこいい曲にしてくれるので、
  そこは絶対的な信頼があります。」

真「中田さんとはどんなコラボレーションですか?」
あ「コラボレーション、できてるんですかね。
  いまだにコミュニケーションが取れているのかわからないん
  ですけど…(笑)
  先を行っているっていうか、ものの捉え方が人と違う方だと思います。」

こういう記事を見ると、中田さんとの関係は三者三様ですね。

かしゆかは、きゃりーさん中田さんと食事したり、
中田さんのイベントに行っているようなので、
もう少し思考の距離は近いのかと思ってましたが、そうでもなさそう?
仲良くはするけど、Perfumeの外にいる人として
一線をはっきり意識しているような気がします。

それに比べると、のっちは安心しきって身を任せている感じ。
中田さんのことはよく分からないけど、分からなくてもいい、
ただ作品がすべて。それを素直に表現するのがのっち
自分の使われ方に対するこだわりがあまりない。
それで上手くいくのは、求められるものを受信して表現する
感覚的な部分が非常に優れているからなんだろうと思います。

最後にあ〜ちゃん
あ〜ちゃんと中田さんって昔からあまり変わらない構図に見えます。
中田さんは中田さんなりにPerfumeを大事にしているんでしょうが、
"愛は表現するもの"なあ〜ちゃんには謎だらけ。
何年経っても謎だらけ。
ん〜でも、煮物は食べてくれるんよね中田さん。

中田さんとPerfumeの関係を割り切っているかしゆか
さて置けるのっちと比べると、あ〜ちゃんは分かり合いたくて
悩むことも多かったんじゃないかなと思います。
でも、そこがあ〜ちゃんの魅力なんですよね(^^)

今のPerfumeを作るためには
ちょっとひねくれた音楽プロデューサーで良かったなと。
相手の意図を完全に理解してしまうと新たな刺激って生まれ難い。
いつまでも違う世界にいるからこそ、奇跡のバランスが生まれてくる。
そう思うんです。

そして、誰からも支配されないガールズグループで居るためにも。

それにしても中田さんって仕事と自分の作品には相当ストイック。
ちょっとひねくれた面もある感じですが、実はただの照れ屋なんじゃ
ないかと思ってしまうときがあります。

Nakata_hiroimono.jpg

拾い物画像。照れ屋っていうか…お茶目な人?
パンダの服を着て酔っぱらっても格好をつけている中田さん。


Perfume 『Switch』〜ネ申ラボ〜#1

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技術面が中心の記事でかなりマニアックに感じた。
『Switch』はハードルが高かった(^^;)

その中で分かったのは、真鍋さんはクリエイターだったということ。
じゃあ今まで何だと思っていたかと言いますと、
"なんでもできるエンジニア"。元々、数学科出身なんでてっきり。

自らプログラムを作っているのでエンジニアの側面もあるだろうけど、
MIKIKO先生や関監督、中田さんと同様に
自分の作品を作っているから、その点で確かにクリエイターだ。

デジタルアートとかインスタレーションとか、
こういった作品をメディアアートと総称するらしい。

ところで私は、テクノロジーは表現手法だから
作品そのものとは分けて評価されると理解していた。

①すばらしいPerfumeの演出
②高度なテクノロジー

①のための②だとばかり思っていた。

でも、"ネ申ラボ"的な解釈ではどうも違うらしく、
人をあっと言わせる「②高度なテクノロジーそのもの」が
作品と不可分であり、まとめて評価の対象となるようだ。

だから、真鍋さんの作品解説には必ず技術面の説明があった。
エンジニアなのかクリエイターなのか?
いや両方なんですよ、と。

これを考えていて、なんとなく
Perfumeはメディアアートの依り代であると感じました。

"ネ申ラボ"的テクノロジーは適切な発奮の場を探していて、
そのちょうど良いところにPerfume(の演出)を見つけた。
Perfumeは元のスペックが高いもんだから、
ネ申のテクノロジーに喰われることもなく上手い具合に共生している。

だから、Perfumeという表現者なしで"ネ申"を理解しようとすると
テクノロジーを理解しなくちゃいけなくなって途端に敷居が高くなる。
『Switch』が難しくなる。
Perfume関連のページから先を読み進めるのは結構大変だった^^;
最初は内容が細かかったり、濃かったりするからだと思っていたけど
段々この難しさの正体が分かってきました。

つまるところ、
Perfumeという"案内人"が私には必要だったということでした。
(Perfume不在のテクノロジーでは、魅力を理解できない未熟者orz)